2016-01-01から1年間の記事一覧
これはまだ診断がおりる前、そして私がタクミさんの特性に気がつく前の話です。 結婚丸2年、今日から3年めになるという結婚記念日。タクミさんはケーキを買いに行ってくれました。「ケーキやさんのショーケースの前で電話するよ。どんなケーキがあるか伝える…
私がタクミさんのアスペルガーを疑ったのは結婚して3年め。ADHDをほぼ確信したのが結婚9年めくらい。なぜ診断をうけるべく受診をすすめなかったのか。受診して診断がでれば、対応策が見つかって家族として一歩すすめるかもしれないのに。 私の心の中にある本…
これはADHD夫からの態度言葉によるものではないので、正確には「カサンドラ」ではないのかも。でも、おそらく同じ立場の人なら経験する辛さじゃないかな、と思います。 ADHDやASD当事者が身近にいない場合、それに対する正確な知識を持っている人は少ないと…
男性が妊婦さんの大変さを実感するための器具があるでしょう? リュックをおなか側に背負うようなやつ。大きなおなか。こんなに重いのか! 足元がみえないんだ。靴を履くのこんなに大変なのか。腰も肩もいたい。ああ大変なんだなあ。 そんな風に、発達障害の…
ADHDやASDをパートナーに持つ人が、相手と信頼関係やコミュニケーションを築けないことにより苦しむことをカサンドラ症候群といいます。ざっくり。さてADHD夫はカサンドラの妻の苦しみつらさを理解できるのか。共感はできなくても「苦しい」事実を認めえるの…
これはまだ診断を受ける前の話です。タクミさんは診断のための受診を渋っていました。タクミさんは「発達障害」というレッテルでさらにつらい思いをするんじゃないかと不安だったのです。「あなたが左利きだとして、今は右利きの世界で生きているからとても…
さくらです。結婚10年で夫タクミさんのADHDが判明しました。私は文章で心を整理するタチなので、この場を借りてココロニウカブヨシナシゴトを綴っていきたいと思います。夫からどうしてもどうしてももらえない「共感」を同じ立場の方からもらえたらいいなあ…