ADHD＆ASD夫は運転が不得意〜その2：カーナビ編
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こんにちは。運転のその1はこちら。
今日はタクミさんとカーナビのお話。
タクミさんはカーナビが嫌いで使いません。「ナビに指図されている感じがしてイライラする」んですって。結婚当初は迷いながら運転しているのがとても不思議で、何回か「ナビつけないの？」と言ってしまいました。大失敗だったな。
●ADHD夫はナビ指示がわからない
ナビの指示、独特のリズムがありますよね。「あと●●メートルで右折レーンです」とか「この交差点を左折です」とか。タクミさんは運転中に機械的な声でそう言われるとビクッと拒否反応を起こします。あげく、だいぶ早いタイミングで曲がったり、曲がるべき場所を通り過ぎたりします。そしてその度に「不親切だな！言い方がわかりにくいんだよ！」とイライラするのです。
●ASD夫はナビを指図されたくない
タクミさんは「次、右に曲がります」とナビに言われると「俺は左に曲がろうと思ってたのに！」あるいは「言われなくても右にまがるつもりだったのにうるさいな！」と感じるみたいです。
ナビの指示にイライラしたタクミさんが「ナビの指示には絶対に従わない」という暴挙に出たことがあります。もちろん目的地からはどんどん離れていきました。ナビはその都度ルート修正をして正しい道をアナウンスしてくれるわけで、タクミさんのイライラは最高潮。「ナビが俺についてくるんだよ！どっち行ってもまわりこんでくるんだ！」あたりまえでしょう。何言ってんだこの人！
●ASD夫は急にナビをつけて文句を言う
ナビをつけないタクミさんはしばしば道に迷います。おおきめの道からはずれてすごく細い住宅街に迷い込むことも多い。そんなときだけ急にナビをつけたりします。でも、カーナビってあまりに細い路地などは対応していなくて、つけてもしばらく無言だったりしますよね。「余計なことばっかり指図するくせにこういうときは役に立たないんだよな」出発時からつけていればそもそもこんな道に迷い込んでいませんけど。
今では私はタクミさんがナビをつけなくても何も言いません。それで迷っても何も言いません。到着時間にかなり余裕をみて家を出発し、黙って助手席に座っています。
